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歯周病を放置するリスクを春日市の歯科が解説

歯周病を放置するリスクを春日市の歯科が解説

 

当院の院長は、日本歯周病学会「認定医」の資格を持ち、10年にわたって臨床経験を積んできました。一般の人からするとなぜ歯周病?という疑問がわくかもしれませんね。歯科というと、歯周病よりも虫歯の方が深刻にとらえられがちなので、その疑問もよく理解できます。けれども実際は、放置することでより深刻なリスクが生じるのは歯周病の方なのです。今回はそんな歯周病を放置するリスクを春日市の田中歯科医院が詳しく解説します。

▼歯周病が進行すると歯を失う

歯周病は、進行する過程で顎の骨が溶けていくため、最終的には歯が抜け落ちます。もしくは、抜歯をしなければならなくなり、歯そのものを失ってしまう病気なのです。現に、日本人が歯を失う原因の第1位は歯周病となっており、虫歯よりも歯の喪失を招きやすいといえます。

▼歯周病を放置すると全身の病気を誘発する

歯周病を放置するリスクは、歯の喪失だけにとどまりません。お口の中で繁殖した歯周病菌が体中を巡り、さまざまな全身疾患を誘発することがあるからです。とくに以下に挙げる病気は、歯周病との関連が医学的にも証明されています。

・動脈硬化

・狭心症

・心筋梗塞

・脳梗塞

・糖尿病

お口の中で繁殖した歯周病菌が歯茎の血管に入り込むと、細菌・毒素・炎症性物質などが血流に乗って全身を巡るようになります。その結果、血管を硬くしたり、狭くしたり、詰まらせたりするのです。心筋梗塞や脳梗塞に関しては、重篤な後遺症が生じることもあるため十分な注意が必要です。糖尿病は、インスリンの効果を減弱させるサイトカイン(炎症性物質)の血中濃度が上昇することで、そのリスクが高まります。

◎高齢の方は誤嚥性肺炎に要注意

年齢が高くなると、飲み込む力が衰えて、唾液や食べ物を食道ではなく気道に送り込んでしまうことがあります。これを誤嚥(ごえん)といいます。その際、お口の中の歯周病菌が唾液・食べ物に付着すると、誤嚥性肺炎のリスクが高まります。

▼まとめ

今回は、歯周病を放置するリスクについて、春日市の田中歯科医院が解説しました。歯周病を放置すると、歯を失うだけではなく、重篤な全身疾患のリスクも上昇させるため、歯茎の腫れや出血に気付いたらすぐに歯科を受診するようにしましょう。3~4ヵ月に1回のメンテナンスを継続することで、歯周病の重症化は免れます。歯周病を予防することも難しくなくなりますよ。

 
 

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